2009年12月13日
那覇ハブ空港
那覇空港に国際貨物基地の見学会へ参加してきました。
アジアの拠点(ハブ)として、
日本中の貨物を集中させ、世界(今のところアジア)へ最速で配達します。
輸送コストの軽減と、輸送時間の驚異的な短縮。
夜に集荷したものを、沖縄へ飛ばして夜中の12時すぎに沖縄へ貨物が終結。
3時~5時までには仕分けをして、
中国、香港やバンコク、シンガポールなどの
アジア主要空港へ7時までに輸送して、
早朝から現地での配達が可能となるわけです。
ANAが10月26日~から始動しています。
世界に誇れるYARD(上屋)のすごい広さと、
頑丈な作り(台風、塩害対策万全)。
航空機が上屋に横付けできるので、
貨物がすぐに詰め替えできて無駄のない作りでした。
巨大体重計
貨物をすぐに計量できるよう、
航空機が停まる各入り口に配備されています。
上に積むコンテナは軽量化されており、
中も見えるシンプルな作り。
ちゃんと航空機の中にピッタリと合ったサイズに作られているそうで、
5センチだけの隙間しかないそうです。
昼間の見学でしたので、
閑散としていましたが、
夜中は、貨物が日本中から集結して、
アジア主要各国に送られます。
上屋内で、通関作業もされるようになっており、
巨大なX線を通す機械や、
一時保管用の巨大冷凍庫や巨大冷蔵庫も完備されていて、
見ごたえのあるYARDでした。
今までは、成田や羽田まで行ってからアジアへ輸送されていた、
沖縄の新鮮なおいしい野菜や美しいお花が、
低コストでアジアに輸送されれば、
沖縄ブランドは、アジア諸国でも人気になること間違いなし
Posted by Thinka at 11:42│Comments(0)
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